自分の返済しやすい方法を選ぼう!自動車ローンの返済方法は様々有る

何らかのローンを組んだことが有る人は知っていると思いますが、ローンの返済方法には様々な物が有ります。長期間ローンを返済していると返済方法によって返済総額が大きく変わってくる場合もあります。つまり返済方法によって利息が変化するため後になって考えると別の方法の方がずっと有利だったと言うようなことが実際に起こるわけです。まずは自動車ローンを組む前にローンについての知識を身に付けておいて自分で判断できないというようなことが無いようにしましょう。

固定金利型と変動金利型

まずローンは大きく固定金利型と変動金利型に大きく分かれます。固定金利型はローン契約時の金利が完済まで続きます。変動金利は一定期間ごとにその時点の経済情勢に従って金利を見直すものです。したがって例えばローンを組んだときに金利が5%だったとすると固定金利ではずっと5%ですが変動金利の場合には途中で景気が良くなり金利が上がれば10%になったりするわけです。この例では固定金利がお得ですが、情勢によっては逆になることもあります。

固定金利の元利均等払い

元利均等払いと言うのは元金と利息を足して返済額が一定になるような返済方法です。ですから最初は元金がまだ返されていませんから利息が高くなるの返済額に占める利息の割合が大きくなります。元金が減ってくれば徐々に利息が低くなり、返済総額に占める元金の割合が増えて行くことになります。月々の返済額が同じでも利息と元金の割合は月々違ってくる訳です。この方法の特徴は最初は元金がなかなか減りませんから返済期間が長くなります。

変動金利型の返済

変動金利の場合、金利自体が変動していきますから、返済総額も変動した時に変わることになります。金利が減れば月々の返済額が小さくなる場合もありますが、金利が上がればそれに応じて利息が増えていくため月々の返済額も増えてしまうことになります。もし現在のようなどん底の景気が続くのであれば金利も今の状態から大きく動くことは考えにくいですが、今後景気が回復して金融引き締めの局面になれば金利は上昇していきますので注意が必要です。

ボーナス併用

ローンによってはボーナス月の返済額を大きくするような返済方法を取ることも可能です。賞与が出る会社員の場合にはこのボーナス併用を利用して大きな金額を返済すれば元本も減りますから以後の返済では利息が減って返済期間を短縮することが出来ます。ただし賞与は別目的で利用したいという場合には、ボーナス併用をあえて利用しないという選択肢もあります。ただし自動車ローンの場合は住宅ローンよりもずっと金額は少ないですから返済は比較的短期ですのでボーナス併用で早く返してしまうことをお勧めします。

自由返済(一括返済)

通常はこの月々の返済に加えて自由返済と呼ばれるものが有って余分なお金が出来たときにいつもの返済とは別に返済することが出来るようになっています。じつはこれが大変お勧めなのです。たとえば固定金利の元利均等払いではなかなか元金が減らず利息が大きくなる特徴があるのですが、この自由返済を利用して途中で大きく元本を減らせば利息はその分小さくなり、以後の返済では元本の減り方が加速されることになりますのでお勧めの返済方法です。

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