自動車ローンは保証料が必要な事が有る!金利だけで選んではいけない

自動車ローンを利用する場合、最近のものでは無担保、無保証で借りられるものが多く、従来の様に担保を用意したり連帯保証人をお願いしたりすることはほとんどありません。しかし現在でも保証を要求する自動車ローンも存在しています。こういった自動車ローンを利用する場合には通常保証会社の保証を受ける事になります。この保証会社と言うのは利用者が何らかの理由で返済できなくなった場合に代わって返済を保証してくれるという会社です。

保証料とは何か

この保証と言うのは従来でいえば連帯保証人がおこなっていたことを会社が行うという性格のものです。保証会社はこの保証を行う代わりに利用者から保証金を支払ってもらってこれを利益にしています。つまり保証料と言うのは保証会社のサービスを受けるための料金と言うことになります。借入する金額にもよりますが保証金の額は利息と同じように計算されますので大きな金額の借入をすると結構高くなり始めて利用する人はちょっと驚くかもしれません。

保証料の算出

詳細については保証料を要求している自動車ローンの説明資料で確認して貰いたいのですが、概ね年利1.0%から1.5%程度の間と言う設定になっています。したがって例えば自動車ローンが年利5.0%と言う設定であっても、保証料が掛る場合にはその上に1.0%上積みされますから実質6.0%の金利がかかるのと同じことになります。ですから自動車ローンの説明資料はよく読まないと返済以外にも大きな費用が掛かることを見逃してしまいます。

自動車ローンを選ぶ際には金利だけを考えていては駄目

このため自動車ローンを選ぶ際には金利だけで選んではいけないということになります。インターネット上にも金利によってランキングなどが出ていることが有りますが、それを鵜呑みにしては駄目な訳です。まずは保証料も含めた形の利率を計算して、自分なりのランキングに変更しなければ役に立ちません。ランキングを作らないまでも借りようとしている自動車ローンの表向きの金利に騙されず、保証料も合わせた形で考えなければいけないことを覚えておきましょう。

保証料の支払い方法

保証料の支払いは利息と同じように年利であらわされているので月々支払うのだろうと考えていたら大間違いです。確かに月々支払う支払い方法を取っている場合もありますが、場合によっては一括支払いとしている場合もあります。そうなってくると自動車の購入時に非常に大きなお金が必要になることになり、その対策を考えることも必要になってくる場合も考えられます。したがってこういう点についても自動車ローン選びでは考慮が必要になる訳です。

現金での購入を考えよう

こういったローンに関連する煩わしい事を考えなくて良い方法が有ります。それは現金で購入することです。自動車は高いと言っても現金での購入が全く無理と言う訳でもありません。ローンの利息だの保証料だの余分なお金のことを考えた場合、現金を用意するのが最も良い方法です。ローンを払い続けていると思って数年貯金すれば良いだけです。その間自動車の運転を我慢できるかどうかということになりますが、絶対お得な方法と言って良いので特に急いでいないのであれば考えてみて下さい。

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