保証人が探せず融資が受けられない!保証人探しはどうすれば良いのか

最近では銀行でもカードローンに参入したことによって個人の信用保証さえ行われれば担保や保証人が無くてもお金を借りることが出来るようになったため普通の人はなかなか保証人を探すというようなことは無くなりました。しかし最近でも少し大きめのローンが必要になると言うようなことになると担保や保証人が必要になることはあります。しかし例えば保証人は人付き合いが希薄になった現在では以前以上に探すのが難しくなっています。

身内にお願いする

保証人を探す場合最も簡単なのが身内から探すことです。まだ父親が現役世代であれば父親に頼み込むことが出来ますが、引退した後は保証人にはなれませんから兄弟と言うことになります。兄弟がだめならさらに親族に輪を広げますが、兄弟で駄目な場合には、もう身内で探すのはかなり難しいと考えて良いでしょう。そもそも兄弟数はベビーブームを境に一貫して減り続け今や出生数は2を大きく割っていますから、兄弟にいることだけでも幸せなのかもしれません。

商売にしている会社が有る

そこでこういう人を狙って保証人を紹介するのを業務にする会社が出現しました。お金を払えば保証人を紹介してくれる訳です。保証人を探すのが大変難しくなっているためこのような商売が出てくるのは仕方のないことです。さらに少子化が進んで人口減になればこのような商売は更に隆盛を極めるのかもしれません。もしどうしても自力では保証人を探すことが出来ないのであれば、このような会社を利用するのも1つの方法ということになります。

トラブルも多い

こういう会社の仕掛けとしては保証人になっても良いという人を募っておいて申込が有ったら紹介し契約が成立すれば保証人には謝礼を払い、申込者からは料金を徴収するわけです。この会社が介在するのはここまでで、あとは保証人との関係と言うことになりますが、このような場合の保証人は経済的に困窮して保証など本来はできない人が謝礼狙いで応募したという場合が多く、返済中にトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

保証人の要らない融資を利用する

このため最初から保証人は諦めて、保証人の要らない融資を探すほうが無難ではあります。借り入れ目的によりますが、たとえば個人事業で利用するのであれば無担保、無保証人でも比較的大きなお金を融資してくれる公的機関も存在します。無理して保証人を探すのであればそのエネルギーをそういう融資を探す方に向けた方が良いかもしれません。駄目もとでも良いので公的機関の窓口に行って相談してみてはいかがでしょうか。道は開けるかもしれませんよ。

返済の見込みを考えることが重要

保証人が要るかいないかとは別の話になりますが、保証人になってくれる人に迷惑を掛けないようにするためにも、返済の見込みが立たないような融資を受けることは止めましょう。事業を行うのであれば返済計画を含めた綿密な事業計画が立てられないうちに融資ばかり考えていてはそもそも融資など借りることはできません。また数字合わせゲームのように数字だけをうまく調整してもすぐに破たんするのは目に見えています。じっくり時間をかけて計画を練りましょう。

閉じる