自動車ローンを申込んだが断られた!申込前にチェックリストで確認

銀行でローンを組む場合には審査が有るというのは良く知られていますが、自動車ローンは目的別ローンと言うことで自動車購入の目的以外に利用できない代わりに利用目的を限定しないカードローンなどのフリーローンに比べて非常に低い金利で借りることが出来ます。しかしここに落とし穴が有るわけですが金利が低いということは審査が厳しくなるということに繋がります。したがって申込前には自分が審査に通りそうかどうか一応チェックリストを作って確認しておきましょう。

自動車ローンの審査

自動車ローンの場合も他のローンと同じですが、金融機関はそれぞれ独自の審査基準で審査しています。特に最近では自動車ローンは担保も保証人も取らず個人の信用保証によって融資する場合が多いため、審査は銀行だけに留まらず銀行が信用保証業務を委託している消費者金融なども審査することになります。したがって例えば銀行は消費者金融からの借入は知らないはずだなどと考えても、直接分からなくても信用保証の段階で分かってしまって審査が通らないことも有るわけです。

申込前にチェックする項目

ではチェックリストの項目はどのような物になるのでしょうか。まず1つ目は信用情報に悪い記載が無いかと言うことです。過去に自己破産などが無いか、ローンやクレジットカードの滞納は無いかというような点をチェックします。次に年齢ですが若すぎたり高齢だったりすると評価は低くなります。30歳から50歳程度が良いとされています。3つ目は年収で借入希望額が年収の3分の1を超えると審査は厳しくなります。さらに他の金融機関からの借り入れなどもチェックしておきましょう。

信用情報を確認したい場合

今までローンやクレジットカードの返済などで滞納した覚えもなく、他にも何ら問題は無い筈なのにどうしても自動車ローンの審査に通らないという場合には滅多にありませんが信用情報に間違った記録が残っている可能性が有ります。そこでこの信用情報は本人が希望すれば閲覧し、間違いが有れば訂正を請求することが出来ます。もしどうしても確認したいのであれば信用情報の管理会社に行って申請してみてください。信用情報管理会社は業界によって利用しているところが違うので注意しましょう。

借金が有る場合

消費者金融などに現在借金が有る場合には、前記の様に審査での評価は低くなります。また、借りられたとしてもローンを2重に返済していくのは大変ですから自動車の購入を中止して、まずは現在の借入をすべて返済してしまいましょう。そして返済後に自動車ローンを申し込めば審査は通りやすくなりますし、返済も1つだけで済み生活を圧迫するようなことも少なくなるはずです。無理に借入して返済に窮することになるよりもずっと良い選択です。

お金が溜まってから買うという選択肢

自動車の金額を考えてみて下さい。自動車は高額ですが何十年もかかって返済するというような物でもありません。自動車ローンも10年以内で返済するとしている場合が普通です。大体同じ自動車を10年も乗り続ける人はそれ程いませんから、通常は数年で返済しているはずです。そこでその数年お金を溜めてから自動車を買えばローンの必要はありません。利息が無い分、ローン返済よりも溜める期間は短くて済みます。数年我慢が必要ですが審査の心配も要りませんし、お勧めの購入方法です。

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