不測の事態の場合でも資産を保全したい!金を保有して資産価値を保つ

最近では巨大地震が多かったり、中韓等の日本人にはどうも良く理解できないような考え方を持っている国と緊張状態が高まったりしていつ何が起こるか分かりません。いったん大きな自然災害や戦争などが起こると円は暴落し円資産をいくら持っていても駄目ですし、株式市場も混乱して大きく値を下げることは目に見えています。そんなことはそうそう起こる事は無いでしょうが、そういう場合にも強い資産形成をして備えておくのは良いことです。そこで注目されるのが金です。

何故金が良いのか

金と言うのは希少価値が有り、大きな経済変動が有っても常に一定の価値を保っています。したがって資産の一部を金で保有しておけば他の資産が紙屑のようになってしまったとしても金だけは価値を保ち、資産を保全してくれます。日頃は持っていても土地と同じでなかなか役に立つということはありませんが、困った時には最も頼りになる資産になることは間違いありません。そういうわけで万が一の場合に備えて資産の一部を金に変えておく人も大勢いるのです。

不測の事態が発生した場合

たとえば最近きな臭くなってきている尖閣諸島を中国が占領して自衛隊と米軍が反撃を開始した場合、そう簡単に日本経済が崩壊するようなことにはなりませんが、変調をきたすことは十分考えられます。そうなると世界経済に及ぼす影響も大きくなり、世界不況の引き金になるかもしれません。そこで株価や円は暴落します。しかしこういった場合金はそれらとは逆の値動きをします。つまり高騰するわけです。そこで所有している金を売れば失った資産を取り戻すことが出来るわけです。

資産の10%を金でもつ

そうは言ってもいつ起こるかわからない有事に備えて資産を金にするというのはやり過ぎだと思う人も多いと思います。そこで金にしておく資産は10%程度と言うことにする訳です。10%でも残れば良いということかと思ってはいけません。有事には金は値上がりするのです。10%持っていれば有事には失った資産のほとんどに匹敵する資産になる筈です。要するに10%で十分と言う訳です。この程度であれば金にしておいても良いと考える人も多いのではないでしょうか。

金融資産として運用する

金は有事の際だけ役に立つと言う訳ではありません。新聞の経済面を見れば分かりますが金の値段と言うのは時々刻々変化しています。したがって平時であっても値段の安い時期に買って値段の高い時に売ればそれだけでも利益になる訳です。したがって有事に備えることと同時にこういった運用をすることで資産の保全と利益を追求できるわけです。ただし売り時、買い時を見極めるのはなかなか難しいのでよく勉強してから行ってください。

必要以上に持っていてもしょうがない

そんなに良いのなら10%と言わずもっと資産を金にしようと考えてしまう人もいますが、前記の様に有事の備えは10%で十分と言われていますし、買ったり売ったりして利益を上げるのであれば金よりもっと効率の良いものが沢山ありますので、やはり10%程度を目安にしておくのがもっとも現実的な選択ではないでしょうか。お金が有るのであれば平時にはもっと有効に利用する事考えましょう。金ばかり持っていてもしょうがないのです。

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