自動車ローンの金利が高く感じる!借り換えローンを利用してみよう

経済は常に動いています。したがって金利もその時の経済情勢に応じて常に変動していきます。このため金融機関では預金金利や貸出金利などを常に見直しを行って必要であれば変更しています。最近日本経済はずっとデフレ不況が続いていたため金融緩和が進み金利は低い状態が続いていました。しかし今後景気が回復すれば金融緩和が金融引締めに転じて金利が上昇する可能性もあり、更にこれが再度金融緩和に向かって金利が下降することも考えられます。

金利が変動したら自動車ローンも借り換えを考えよう

住宅ローンではよく行われるのですが金利が低い状態になったら以前借りていたローンを借り換えて金利の低いローンにすることで返済総額を減らすという方法が有ります。自動車ローンも同じで金利が変動したら自分のローンを見直して場合によっては借り換えを検討してみましょう。ただし自動車ローンの場合には借入期間が住宅ローンよりもかなり短いですのでその間に大きく金利が動くような時期はそうあるものではありません。その点は覚えておいてください。

目的別ローンはそもそも金利は低い

自動車ローンは銀行では目的別ローンに分類されています。目的別ローンは通常フリーローンと呼ばれる目的を限定していないローンに比べて金利は低く設定されています。したがって、借り換えを検討する場合には借り換えによってどの程度の効果が有るのかを良く計算してから行ってください。金利は下がっていたとしても、借り換えのためにかかる諸経費を考えるとかえって高くつくということも有り得るので十分注意して検討しましょう。

変動金利型には注意

現在固定金利型のものを借りているとして、もし金利が低いからと言って変動金利型の自動車ローンに借り換える場合には注意が必要です。変動金利ですから暫くすればまた金利が見直されることになります。この見直される時期に金利が同じか低くなっている保証は何処にもありません。借り換え前の固定金利型のローンの方が低いという可能性もあるのです。したがって変動金利型の自動車ローンを借りようと言う場合には先々の経済情勢をよく考えて借りるようにしてください。

借り換えが難しいケース

自動車ローンによっては借り換え自体が難しい場合も合います。例えば自動車ローンの中には自動車の購入のため以外には利用させないために申込金融機関が利用者を通すことなく販売店に支払う形の物も存在しています。このような自動車ローンの場合には利用者の手を離れた形になっていますので事実上借り換えは難しいことになります。ただしこのように厳しく利用目的を管理している場合にはもともと金利はかなり低く設定されていますので借り換えを検討したくなることは少ない筈です。

現金で買うことも一つの方法です

自動車は高額ですが、住宅よりも高い車を買う人はそんなにいません。数年あれば購入金額程度は溜められるはずです。したがって自動車の購入の場合には現金で購入するということもそれ程非現実的な事ではありません。現金で購入すれば利息はかかりませんし、ローンを払っていると思ってお金を溜めれば良い訳ですから預金しておけば利息も溜まって本来は大変おお勧めの方法なのです。購入を考えてから溜め始めても時間がかかりますから、ローンを利用するか現金にするかは利用者の考え方次第です。

閉じる